初期費用を抑える方法6選!名古屋で一人暮らしする場合の資金相場を大公開!

【目次】

 

名古屋で一人暮らしする場合のお金事情

名古屋で一人暮らしをお考えの方必見!気になる一人暮らしのお金事情についてご紹介します。

春も近づき、大学に進学する方や社会人デビューする方など、新生活に向けて一人暮らしをお考えの方も多いのではないでしょうか。また、新年度をきっかけに実家を出てそろそろ自立しようと考える方も増える時期ですね。

しかし、一人暮らしを始めるにはどれくらいお金がかかるの?初期費用はいくら?といった、あまり人には聞けない疑問を抱えている方も多いかと思います。

そんな方々の疑問を解決すべく、名古屋で一人暮らしをするための家賃相場や初期費用についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

名古屋で一人暮らしする場合の【家賃相場】

名古屋市内で一人暮らしをする場合の1Rや1Kの家賃は、平均すると【5万円代〜6万円代程度】が相場。もちろん、立地や築年数、広さや設備など様々な条件によって上下します。

また、特に人気の中区・千種区・東区近辺になると、1Rや1Kで6万円以上が相場です。

家賃の目安は、手取り月収の3分の1程度とするのが望ましいと言われているため、例えば手取り月収20万円だとすると20万円÷3で約6.6万円が目安となります。

名古屋で一人暮らしする場合の【初期費用】

一人暮らしを始めるにあたり、まず最初に心配なのが初期費用ですね。

初期費用は、不動産会社や借りる物件の条件によって変わってきますが、【家賃の4〜5ヶ月分】が相場と言われています。

初期費用の内訳は、基本的に以下の通りです。

○敷金

物件を退去する時の原状回復のために預けておく費用のことです。部屋のクリーニングなどの費用に充てられ、かかった費用を差し引いて戻ってきます。基本的に家賃1〜2ヶ月分が相場です。

○礼金

大家さんへ物件を貸していただくお礼として支払われる費用です。こちらは敷金とは違って戻ってきません。最近は礼金なしの物件も増えていますが、基本的に家賃1〜2ヶ月分が相場です。

○仲介手数料

不動産会社などで大家さんとの仲介をしてもらった場合、不動産会社に手数料として支払います。こちらは法律で家賃の1ヶ月分が上限という定めがあり、不動産会社によって異なります。家賃の0.5ヶ月分〜1ヶ月分(税別)程度が相場です。

○前家賃

入居する月の家賃のことで、契約時に前払いするのが通常です。例えば3月に契約し4月1日から入居するのであれば、家賃1ヶ月分を支払います。月の途中で入居する場合は、これに加えて日割り家賃を支払う必要があります。

○火災保険料

万が一入居後に火事にあってしまった場合に備えて、火災保険に加入する必要があります。こちらは保険会社に支払う費用です。

○保証料

連帯保証人が立てられない場合や保証会社への加入が必須の物件の場合、家賃を保証してくれる保証会社に加入する必要があります。その場合、家賃の0.5ヶ月分〜1ヶ月分程度の保証料がかかります。

以上が基本的な初期費用の内訳です。この他にも鍵交換代など物件によって費用がかかる場合がありますが、合計すると家賃の4ヶ月分〜5ヶ月分が相場となっています。

資金をいくら準備しておけば名古屋で一人暮らしできる?

上記の初期費用の他に、一人暮らしを始めるには、

  • 引っ越し費用
  • 家具、家電購入費用

なども必要になります。

引っ越し費用は、「荷物の量/引っ越しの時期/引っ越しの距離」によって変わってきます。

「一般的な一人暮らしの荷物量/繁忙期以外(3月・4月以外)/近距離」ならば3万円程度、

「荷物量が多い/繁忙期(3月・4月)/遠距離」だと10万円以上かかる場合もあります。

家具や家電は、個人によって異なりますが、一人暮らしなら10万円〜20万円程度と見積もっておくといいでしょう。

これらを踏まえると、名古屋で一人暮らしする場合の必要資金はこうなります。

  • 初期費用:家賃の4〜5ヶ月分
  • 引っ越し費用:3〜10万円程度
  • 家具、家電購入費用:10〜20万円程度

 

例として、名古屋市内の家賃相場を参照し家賃6万円で計算すると、不動産会社に支払う初期費用は24万〜30万円。引っ越し費用と家具家電購入費用を加算すると【合計37万〜60万円】の資金が必要な計算なります。

初期費用を抑えて名古屋で一人暮らしする方法6選

 

 

名古屋で一人暮らしを始めたいと思っても、意外と多くの資金がかかってしまうのが現状です。

そこで、なるべく初期費用を抑えたいという方におすすめの、節約方法6選をご紹介します。

  1. シェアハウスに住む
  2. 敷金・礼金・仲介手数料が安い物件を選ぶ
  3. フリーレント物件を選ぶ
  4. 家具家電付き物件を選ぶ
  5. 引っ越し費用を抑える
  6. 名古屋寄りの郊外に住む

 

1.シェアハウスに住む

1番費用を抑えることができるのは、シェアハウスに住むことです。シェアハウスは、キッチンやリビング、トイレやお風呂などは共用ですが、きちんと個室があるのでプライベートが確保されます。

家具家電を購入する必要がない上に、名古屋市内でも家賃が3万円〜5万円程度が相場なので、賃貸物件を借りるより家賃も初期費用も大幅に抑えることができるんです。

また、複数人で暮らすので寂しくない、コミュニケーションが取れる、常に人の気配を感じながらもプライベートが確保できる、といったメリットもあります。

最近はリノベーション物件やデザイナーズ物件などのおしゃれなシェアハウスも増えているので、安くておしゃれな家に住むことができるシェアハウス、おすすめですよ!

2.敷金・礼金・仲介手数料が安い物件を選ぶ

最近は、敷金・礼金がゼロの物件も多くなっています。敷金・礼金ゼロや安い物件を選べば、先ほど家賃の4ヶ月〜5ヶ月分必要だとお伝えした初期費用を大幅に抑えることができます。

ただし敷金ゼロの物件の場合は、「退去する場合の原状回復費用を預けない」ということになるので、退去時に原状回復が必要な場合やクリーニング費用を請求されることがあるということを覚えておきましょう。

また、最近は仲介手数料がゼロという不動産会社もあります。通常は家賃の0.5ヶ月〜1ヶ月程度必要な費用がゼロになるわけですから、大幅に初期費用を抑えることができます。

3.フリーレント物件を選ぶ

フリーレント物件とは、入居から数ヶ月間の家賃が無料になる物件のことで、初期費用の内訳にあった「前家賃」の費用を抑えることができます。

ただし、フリーレントになるということは「借り手がなかなか決まらないので家賃を数ヶ月無料にしてでも貸したい」という背景があるということなので、多少不便な場所だったり、築年数が経っている物件だったりするということを覚えておきましょう。

さらに、フリーレントで翌月分が無料になっても、翌々月分は初期費用として支払う必要があったりと、物件によって条件がある場合もあるので、きちんと確認する必要があります。

4.家具家電付き物件を選ぶ

最近は、家具家電が最初から備え付けられている物件もありますね。そういった物件を選べば、家具家電を購入する必要がないので、費用をかなり抑えることができます。

また、家具家電を運搬する必要がないので、引っ越し費用も抑えることができます。大きな家具や家電は引っ越し費用の内訳の中でも多くを占めるので、かなり節約になりますよ。

5.引っ越し費用を抑える

一人暮らしをする時に意外と高くつくのが引っ越し費用です。この費用を節約できれば、最初に準備する資金をかなり抑えることができます。

引っ越し費用を安く抑える方法は2つあり、まず1つ目は繁忙期を避けるということです。引っ越し業界の繁忙期は、3月〜4月と言われています。この時期と、この時期以外のオフシーズンとでは、最大で2倍ほど料金が変わってくる場合があります。急な引っ越しでない限り、繁忙期を避けるのが得策です。

2つ目は、引っ越しを自分でするということです。荷物が少ない方や、家具家電付き物件に引っ越す方などは、家族や友達などに協力してもらい自分たちで引っ越しをするという手段もあります。ただし大きな家具がある場合は、素人が運ぶのは危険なのと、物件に傷を付けないよう養生が必要になるので、きちんと引っ越し業者に頼むようにしましょう。

6.名古屋寄りの郊外に住む

名古屋市内にこだわりがなければ、少し離れた郊外に住むという手段もあります。名古屋市外なら、名古屋市内よりも家賃が抑えられる上に名古屋にアクセスがいい都市もたくさんあります。

愛知県内なら、一宮市・稲沢市・清須市・春日井市・東海市・大府市などは、名古屋駅まで電車で20分程度で行くことができます。

愛知県外でも、三重県桑名市や岐阜県岐阜市・多治見市など、20〜30分程度で名古屋駅まで1本で行くことができる都市があります。

おわりに

■書いた人:りぃこ

一人暮らしを始めると、家賃の他にも食費や光熱費、生活用品を購入する為の雑費などいろいろと出費がかさみます。初期費用をなるべく抑えることで貯蓄の負担を極力減らし、余裕のある生活をしましょう。初めての一人暮らしは、金銭面の他に精神的にも不安がつきまとう物。一人暮らしの前に、シェアハウスを試してみるのもおすすめです。