大好きなペットと暮らしたい!ペット可シェアハウスってどんなところ?

 「シェアハウスは気になるけど、ウチはペットを飼っているから入居は難しいかな?」と諦めている方はいませんか?  ヘトヘトで帰宅したときに大好きな可愛いペットが迎えてくれると、一日の疲れも吹っ飛ぶくらい癒されますよね。そんなペットとの暮らしをかなえてくれる、ペットとの同居をコンセプトにしたシェアハウスもありますよ!  ただし、通常のシェアハウスとは一体何が違うのか、どういったデメリットがあるのかはきちんと知っておきたいところです。この記事では一般的な視点から、“ペット可シェアハウスの魅力”や“注意すべきポイント”についてご紹介します。

【目次】

  • ペットOK!なシェアハウスの魅力とは?
  •  -ペットに嬉しい設備が充実している  -困ったときはルームメイト同士で助け合える  -自分でペットを飼えなくても触れあいながら生活できる  -犬好き、猫好きの仲間ができる

  • 注意しておきたいポイントは?
  •  -ほかのペットとの相性が悪いとトラブルになることも  -ペット不可のシェアハウスに比べて割高  -鳴き声がうるさく感じる場合もある  -室内や持ち物が損傷するリスクが高い

  • おわりに

 

ペットOK!なシェアハウスの魅力とは?

 では実際に、通常の物件とは違う【ペット可シェアハウスならではの魅力】にはどのようなものがあるのでしょうか。ペット共生がテーマだからこそ味わえるメリットをまとめてみました。  

◎ペットに嬉しい設備が充実している

 ペットとの同居を前提とした物件ならではの最大の魅力は、ペット向けの設備が充実していることです。  危ない場所は事前に対策がなされていますし、室内にはペットがのびのびと快適に過ごせるための道具や環境が用意されています。ペット可の賃貸物件もありますが、ここまで用意されているところはなかなか無いのではないでしょうか!?  例えば、このようなものが初めから用意されていて、入居後は自由に利用できます。 ほかにも、走り回れる広めのスペースを確保していたり、滑りにくい床になっていたりと、 物件ごとにペットへの優しさを感じる工夫がいっぱいです。  

◎困ったときはルームメイト同士で助け合える

 シェアしている飼い主同士で、ペットに関する悩みを相談したり、情報を交換したりできるのもありがたいですね。 ときには「自分が風邪をひいてしまいお散歩に連れていけない」「急な出張が入ってしまった」などの非常事態には、ルームメイトにお願いして世話を頼ることもできます。  賃貸物件で一人暮らしをしていれば自分が対処するしかありません。ペットホテルを利用するにしても、知らない環境で知らない人にお世話をしてもらうことがペットにとって大きなストレスにならないか心配です。 その点、自宅で慣れ親しんだ人がお世話をしてくれるのなら、飼い主とペット両方のストレスはぐんと軽減されます。  

◎自分でペットを飼えなくても触れあいながら生活できる

 「飼育しなくても、動物好きなら入居してもいいよ!」というシェアハウスもあります。 これまで何も飼ったことがないけどいつか飼いたいと思っている人なら、ペットのいる生活を疑似体験するのにはうってつけです。ルームメイトから飼い方を教わりながら、実際にかかる費用や手間を知ることは、よりリアルなシミュレーションになります。「本当に自分に飼えるのか?」を見極めるのにもオススメの環境です。  「自分は飼わないけれど、可愛い動物に囲まれてただ癒されたい……」という人も、身近に触れ合いながらモフモフな生活が送れますよ!  

◎犬好き、猫好きの仲間ができる

 ペットが中心のシェアハウスですから、必然的に集まるのは動物好きな人ばかりです。たとえ年齢や職業がバラバラでも、“動物が大好き!”という共通点があるだけで、一気に心の距離は縮まりますよね。  また、物件によっては「犬専用シェアハウス」「猫専用シェアハウス」もあるようです。 「猫は好きだけど犬の吠える声が苦手」な人や「犬は好きだけど猫アレルギーで……」という人は、そういった専用シェアハウスを探してみるのも手かもしれません。  

注意しておきたいポイントは?

 飼い主としてペット愛があふれる住環境には心惹かれますが、デメリットはないのでしょうか。これまで実際に起こっているトラブルを参考にしながら、入居する上で【注意しておきたいポイント】を考察します。  

◎ほかのペットとの相性が悪いとトラブルになることも

 飼い主さんが事前に物件を見学をして、設備や環境または費用に納得したとしても、ペットがそこに馴染めるかは別問題。 特に猫の場合、知らない家でよその犬や猫と顔を合わせるだけでもかなり警戒してしまいます。入居してもいきなり会わせることはせず、まずはペットの様子をみながらゆっくり気配に慣れさせましょう。共存が無理そうなら、自室の中だけで飼うことも考えなければなりません。  犬同士も相性が良くないと、顔を合わせるたびに吠えたりケンカをしてけがをしたりと、思わぬトラブルが起こります。そこからルームメイトとの関係までこじれてしまっては本末転倒です。  

◎ペット不可のシェアハウスに比べて割高

 ペット可シェアハウスの利用料は、一般的な物件よりも若干割高に設定されている物件が多いようです。費用が上乗せされる理由には、ペット用設備の費用や、高い確率で必要になる修繕に備えるための予備費などもあるでしょう。  また物件によっては毎月の共益費に、グルーミングのためのキットやペット用おもちゃといった“お世話グッズ”をまかなうための費用が含まれていることもあるそうです。 とはいえ、賃貸物件で一人暮らしをするよりは安く収まりますし、住環境が快適となれば、多少の上乗せは仕方ないのかもしれませんね。  

◎鳴き声がうるさく感じる場合もある

 物件によって一人あたりが飼育可能な種類や数は違います。よって、部屋数が多かったり、多頭飼いをしていたりすると、その分だけシェアハウス内にはたくさんの動物が暮らしていることになるのです。  なかにはルームメイトのペットがストレスや体調不良から夜泣きをして、なかなか眠れないケースもあるかもしれません。また自分のペットが吠えてしまう場合も周りに申し訳ない気持ちになります。  とはいえペットに「お願いだから鳴かないで」といっても仕方のないこと。入居者全員が「ある程度の騒音はペットと共生する上でしょうがない と優しく受け止めて、個々で対処する気持ちが重要ですね。  

◎室内や持ち物が損傷するリスクが高い

 動物ですから、おしっこやひっかき傷なども致し方ありません。置いてあったお気に入りの服や毛布に粗相をされたり、破られたり。共有スペースを歩いていたら、思わぬところでうっかりおしっこを踏んでしまった……なんてことも。  被害を受けるだけでなく、自分が放置していた小物や薬などを、ペットが誤飲・誤食してしまう事故も避けなければなりません。入居者全員が、自室はもちろん共用スペースでも片づけを徹底する意識が必須ですね。  

エムアンドエムハウスのペット可(ねこ)物件

ここまでペット可能な物件について記事を書いてきましたが、エムアンドエムハウスにもペット可(ねこのみ)物件がありますので、ご興味がある方はぜひお気軽にご見学にお越しくださいね。

〔ネコの飼育可能物件〕
シェアハウスささしま南はこちら>>

おわりに

■書いた人:よしの ペットは可愛いけれど、その分飼育に責任を持たなければいけないのは、一人暮らしもシェアハウスも同じですね。なるべく周りへの迷惑は最小限で済むように、多頭飼いは控えて、ワクチン接種や避妊・去勢をきちんと済ませ、快適なペットライフにしてください。