友達とルームシェアをした時の体験談

田舎のシェアハウスに憧れて!

面白い物件でシェアハウスがしたい!
若い時期は好奇心が旺盛なものです。
私も、学生を終えて仕事を始めた頃、お金を賢く使いたいと思ったのと田舎暮らしに憧れていたのもあって、シェアハウスに興味を持ち始めました。
シェアハウスについて知ったきっかけは、実際にシェアハウスを楽しんでいる友人の話を聞いたことです。

その家はとても面白い物件で、2人で家賃をシェアし、共同のキッチン、お風呂、トイレで生活していました。どんな所が面白い物件なのかと言うと、玄関と部屋は二つずつあり、それなりのプライバシーが守られていました。私も、そんな面白い物件を探して、出来るだけ素敵で面白い物件を見つけて、気の合う仲間とシェアハウスを経験してみたい!と思うようになりました。

気の合う友達とルームシェア

その後、幼なじみの友人に話をしてみると、すぐに話に乗ってくれました。
ルームシェアについては、とても良いアイデアだね!と喜んでくれました。
お互いの将来のため、ルームシェアで賢くお金を貯めたいという気持ちが一致したのです。

そこから面白い物件を探そうと、不動産屋さんや友人のツテをたどる日々が始まりました。
すると、一週間もたたないうちにルームシェアにちょうど良い面白い物件が見つかったのです!
田舎なので敷地が広く、古民家風の一軒家。
私と友人の職場からもそこそこ近く、通える距離です。
大家さんは隣に住んでいて、とても親切にしてくれました。
家賃も格安。

中に入ると、部屋の周りをぐるっと廊下が一周しています。
その廊下もそこそこの広さ。
廊下のはじにトイレがあり、ぐるっと廊下に囲まれた中に、六畳の部屋が二つあるという、本当に面白い物件でした。
トイレや洗面所、キッチンは別の部屋にあり、ぐるっと囲んだ廊下が途中で別れて、キッチンに行けるようになっています。
こんな面白い物件でルームシェアを経験できるなんて。
考えただけでワクワクし事を今でも覚えています。

友達とのルームシェア!その後の現実!

憧れだった田舎暮らしとルームシェア。
なかなか面白い物件もすぐに見つかり、気の合う友人と共に意気揚々と生活を始めました。
ルームシェアといっても、基本的にプライバシーを大切にして、お互いのことにあまり干渉しないことに決めました。
それぞれの生活、仕事があるからです。
家賃が格安な上に二分の一、というのは最高でしたが、実際に生活が始まると、すぐに色々な不便さが出てきました。

見たこともない面白い物件なので、トイレに行くためにはぐるっと廊下を歩く必要があります。
こんな面白い物件はじめてだよね、と友人も言っていました。
しかし、夜にトイレに起きると、古い家なのでギシギシ廊下の軋む音が響きます。
寝ていた友人は神経質なタイプなので、その音が気になってしまいました。

最初は面白い物件だね、と笑っていましたが、だんだんと廊下の軋む音が昼間でも気になるようになってしまいました。その他、プライベートも親しい友達とのシェアだったので、やはり一緒にいる時間が長過ぎてしまったり、憧れていた田舎暮らしはとても楽しかったですが、生活面での不便も感じる様になり1年程でルームシェアを解消しました。
友達とのルームシェアは、本当に貴重な経験ができたので感謝しています。

シェアをするなら運営業者のいるシェアハウスが心地よい距離感

その後、1人暮らしをする様になりましたが、また数年すると友達とのシェアを懐かしく思う様になってきました。
友達とルームシェアをした当時は、まだあまり普及していなかった業者が運営するシェアハウスもだんだん増えてきていたので、今度は運営業者さんのいるシェアハウスに入居をしました。

見ず知らずの人とのシェアハウスに最初は少し抵抗が合った物の、実際に住んでみると今回は程よい距離感があり、みんなでワイワイしたい時はリビングで滞在していれば良いし、1人になりたい時は部屋でのんびりできたりしています。
不満が出た場合も、友達とのルームシェアだとなかなか直接は言いづらかった事も運営業者の担当の方に相談する事が出来るのでトラブルなどが無く程よい距離感で楽しく暮らしております。

※友達とのルームシェア、シェアハウスに住まれた経験のある女性の方のコラムです。